― ChatGPTとCanvaを連携して“魅せる画像”を量産しよう ―
はじめに:AIでデザインの悩みを消す時代へ
「記事は書けるけど、アイキャッチ画像がいつも後回し…」
「Canvaを開いても、どのテンプレを選べばいいか迷う…」
そんな悩み、ありませんか?
実はいま、ChatGPTとCanvaを組み合わせるだけで、1枚30秒で高品質アイキャッチを自動生成できるようになっています。
この記事では、
デザイン初心者でも、AIに任せて“統一感あるブログビジュアル”を自動量産する手順
を、具体的なプロンプトとCanva設定付きで紹介します。
Step 1:Canvaの「マジックメディア」を理解しよう
CanvaのAI機能「Magic Media(マジックメディア)」では、
テキスト入力だけで画像生成・背景除去・構図提案が可能です。
たとえば以下のように入力するだけで――
flat illustration of a laptop, coffee, and notepad on a wooden desk, minimalist, soft color tone
数秒でおしゃれなアイキャッチが完成します。
生成AIが苦手な「文字」部分も、Canvaなら後から簡単に日本語テキストを重ねられます。
🔍 ポイント
- 生成AIで構図・色味を決める
- テキストは後から追加する(日本語フォント対応)
- 同系統のトーンを揃えると、ブログ全体に統一感が出る
Step 2:ChatGPTで「Canvaに渡すプロンプト」を作る
AI生成のクオリティは、プロンプト設計で9割決まります。
ChatGPTに次のように頼むと、自動でCanva用プロンプトを作ってくれます。
💬 実践プロンプト例
あなたはブログデザイナーです。
「AI活用ブログの記事タイトル」から、Canvaの画像生成用英語プロンプトを作成してください。
形式は「flat illustration」で、シンプルでおしゃれな構図にしてください。
出力形式:
タイトル:
英語プロンプト:
配色・トーンの指示:
🧩 出力例
タイトル:ChatGPTで資料作成を効率化する方法
英語プロンプト:flat illustration of a person working on a laptop with charts and documents, minimalist, blue and white tone
配色・トーンの指示:青基調、清潔感・ビジネス感を意識
このように、記事タイトルを入力するだけで、Canvaで使えるAI画像指示文が自動生成されます。

Step 3:Canvaに貼り付けて画像生成する
ChatGPTで作ったプロンプトを、CanvaのAI画像生成欄に貼り付けます。
🪄 手順
- Canvaを開く → 「アプリ」 → 「AI生成(Magic Media)」を選択
- 英語プロンプトを入力
- サイズは「横長(1280×720)」で生成
- 出力された候補から最も構図が良いものを選択
- テキストボックスでタイトルを追加
Step 4:テンプレートを統一して“シリーズ化”
ブログ全体の印象を整えるには、テンプレートの統一が欠かせません。
Canvaで「ブランドテンプレート」を1枚作っておくと、あとは差し替えだけで量産可能です。
💡 おすすめ構成
- 背景:AI生成イラスト(英語プロンプトで統一)
- タイトル帯:透明度60%の白背景+日本語タイトル
- ロゴ・カテゴリ名:右上に固定配置

Step 5:ChatGPT+Canvaで“完全自動化”する
さらに効率を求めるなら、ChatGPTの出力をそのままCanvaに流し込む「自動生成ワークフロー」を作ることも可能です。
(※Canvaの「Magic Studio」+Zapierなどの連携で実現)
⚙️ 自動化フロー例
| 工程 | 内容 | 使用ツール |
|---|---|---|
| ① 記事タイトルを入力 | ChatGPTにタイトル一覧を渡す | ChatGPT |
| ② プロンプト生成 | 英語でCanva用の指示文を出力 | ChatGPT |
| ③ 自動送信 | Zapier経由でCanvaにプロンプト送信 | Zapier + Canva |
| ④ AI生成画像を保存 | 指定フォルダに自動格納 | Google Driveなど |
この流れを一度設定しておけば、記事タイトルを入れるだけで自動的にアイキャッチが量産できます。
Step 6:SNSシェア用画像もまとめて自動生成
同じCanvaテンプレートから、
- note用正方形(1080×1080)
- X(旧Twitter)用横長(1600×900)
を自動生成しておくと、投稿時の画像作成がゼロ秒化します。
ChatGPTに次のように頼むと、SNS別にリサイズ指示も自動で出してくれます👇
「ブログ記事のアイキャッチ」をもとに、
X用・note用・Instagram用のリサイズ&文字配置を指示してください。
Canvaで再現可能な形式でお願いします。
Step 7:デザインAIのトーンを統一するコツ
AI画像生成は自由度が高い分、「毎回違うトーン」になりがちです。
以下のポイントで一貫性を保つことができます👇
✅ トーン統一の3原則
- プロンプトの冒頭に「flat illustration」を固定する
→ これで全体のイラストテイストが揃う。 - 色味を英語で指定(blue tone / soft pastel / minimal)
- 人物の視点・角度を一定にする(top view / side viewなど)
Step 8:記事との連携(SEO面)
AI画像生成を使っても、SEO観点ではaltタグの設定が重要です。
Canvaからダウンロード後、WordPressでアップロードする際に:
alt="ChatGPTとCanvaを使ったブログアイキャッチ自動生成のイメージ"
のように具体的な内容を入れることで、検索流入をサポートします。
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まとめ:AIが「センス」を補う時代
「デザインは苦手だから」と諦めていた人ほど、AI×Canvaの組み合わせで化けます。
重要なのは、
“デザインを作る”のではなく、“AIに指示を出す”立場になること。
あなたは、AIに方向性を示すディレクターとして動けばいい。
数クリックで、ブログ全体のトーンが統一され、プロ並みの仕上がりになります。
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