🧩 子どもの作品、どう整理してる?
子どもが描いた絵や工作、園で作った制作物。
成長の記録として大切にしたいけれど、気づけば部屋が作品であふれている——そんな経験、ありませんか?
「捨てるのは忍びない」「でも全部は残せない」
このジレンマを解決するのが、AI×自動化の“デジタル整理術” です。
本記事では、
- 作品をスマホで撮るだけ
- AIが自動で整理・分類
- フォトブックまで自動生成
という仕組みを構築する手順を紹介します。

📱 ステップ①:作品をスマホで撮影 → クラウドへ自動アップロード
まず、紙の作品をスマホで撮影します。
ここでは、GoogleフォトやNotionを利用するのがオススメ。
AI活用の前提として、データがクラウド上で一元化されていることが重要です。
📌 おすすめ設定例
- Googleフォトアプリの「バックアップ」をONにしておく
- アップロードフォルダ名を「こどもの作品」に固定
- 写真に「月・年・作品名」などを音声入力でつけると後が楽
👉 この工程は、以前の記事「AI音声入力で日報・メモを自動整理する方法」でも紹介した音声要約の仕組みと同様に、自動化の土台になります。
🤖 ステップ②:ChatGPTで自動分類+コメント生成
次に、ChatGPTの画像分析機能(GPT-4Vなど)を使って、アップロードした作品を自動分類・整理します。
💬 プロンプト例:
以下の画像をもとに、作品タイトル・テーマ・特徴を自動生成してください。
出力形式:
・タイトル:
・カテゴリー(例:絵画/工作/自由制作など):
・子どもが頑張ったポイント:
・親からのコメント文(やさしい口調で):
これにより、作品ごとの記録カードをAIが自動生成。
Notionに連携すれば、作品アルバムとして一覧表示も可能です。
👉 Notionとの連携は「家族スケジュールをNotion+AIで一元管理」の記事で詳しく解説しています。
📘 ステップ③:AIでフォトブックを自動作成
次は、完成したデータをフォトブックに。
いま人気なのが、Photoback・しまうまプリント・TOLOTなどの自動レイアウト機能付きサービス。
ただし、さらに一歩進んでAIを活用すると、構成・コメント・ページ順序までAIにお任せできます。
💡 実践プロンプト例(ChatGPT+Canva連携):
以下の作品データをもとに、フォトブックの構成案を作成してください。
各ページには:
①タイトル ②作品説明 ③親コメント(短文) ④おすすめデザインテーマ
を提案してください。
Canvaでは「AIプレゼン作成」機能を活用し、提案内容をスライドに自動反映。
PDF出力してそのまま印刷注文も可能です。

🌈 応用:年間アルバムをAIにまとめてもらう
フォトブックを月ごと・年度ごとにまとめたい場合は、ChatGPTにこんな指示を出しましょう。
💬 年間まとめ用プロンプト例:
以下の作品データをもとに、年度ごとの成長アルバムを構成してください。
・月ごとの代表作品を選定
・子どもの成長コメントを自動生成
・年間テーマ(例:「色づかいの変化」「想像力の広がり」など)も提案
AIが自動で「成長のストーリー」をまとめてくれるため、家族の思い出アルバムがぐっと感動的になります。
🧠 まとめ:思い出は“ため込む”から“活かす”時代へ
AI整理術の真価は、“残す”ことではなく、“見返したくなる形にする”こと。
手を動かす時間を最小限にしながら、温かみのあるデジタルアーカイブを残せるのがポイントです。
- 手動整理に時間をかけない
- 家族全員がスマホで見られる
- AIが成長記録を「物語化」してくれる
そんな「親子の思い出管理」こそ、AIの得意分野。
次は、あなたの家庭にもAIアルバムを導入してみてください。
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